秋田県立技術専門校自動車整備科卒業後、トヨタカローラ秋田に入社。
約3年間の整備業務を経て、家業である国交省認定工場 有限会社高橋自工に入社。
業務の傍ら、独学で国家一級自動車整備士の試験に臨み、県内でも数少ない国家一級自動車整備士を取得。
コンピュータデバイスを駆使した高度技術診断を得意とし、コンピュータシステム診断に即座に対応する。
現在、整備・経営をする傍ら、国家自動車整備士資格試験などの受験者の指導にあたり講師を務めている。
テキストだけに囚われない独自の指導には定評があり、知識を余すことなく還元し多くの整備士を輩出させている。
数々の経験や知識を活かし、YouTubeにて「高橋巨樹のGarage Life」を配信。
幼い頃から父親の背中を見て育ちました。大手カーディーラー退職後、「家業を継ぐ」という意志から、父が創業した有限会社高橋自工に入り、父親と共に仕事をするようになりました。
現在は世代交代し、二代目として事業に携わっています。
20歳で大手カーディーラーに就職しました。当時はまだハイブリッド車もなく、現場の先輩整備士も勘や経験を頼りに車を修理しており、診断機(ダイアグノーシスデバイス)を使う整備士もいない時代でした。
私は、今後訪れるであろう自動車の近代化を見据え、独学でコンピュータデバイスを多用した診断を勉強しました。
そして現在、自動車業界は「100年に一度の大変革期」という時代に突入しています。
車の進化とともに、当初から見据えてきた通り、“診断”が大きな役割を持つようになってきました。車にパソコンやタブレットを接続し、数値をみて異常を判断します。人・医療でいうところの血液検査の数値をみるといったところでしょうか。
自動車産業車において取扱分野の種類は多岐にわたります。その中で「自動車整備」という仕事は「命を守る」という点では“車のお医者さん”なのです。
もちろんそのあとの作業により修理するのですが、これだけでもおそらく皆さんがイメージしていた「整備」とはかけ離れているのではないでしょうか?
自動車整備士は、車と人をつなぐ存在なので、車が存在する限りなくてはならない職業です。
車は快適で便利なものです。しかし、普段から点検・整備を行っていなければ、ただの走る凶器になりかねません。だから、精度の高い診断が必要なのです。
そして「診る人」と「乗る人」の繋がりがあり、そこからさらに多くの「人」に繋がるということは、幸せで豊かな人生を築いていくうえでとても大切なことです。
自動車業界においては、再利用やリサイクルを推進することが挙げられます。
廃車や部品交換によって大量の廃棄物が発生しますが、これらを適切に処理し再利用することで、資源を有効活用し、環境負荷を軽減させることができます。
また、省エネやCO2削減の世界的な取り組みも重要であり、整備作業や施設の運営においてエネルギー効率を向上させることで、環境への負荷を低減させることができます。
さらに、技術者のスキルアップや働きやすい職場環境の整備を行うことで、社会的な側面においてもSDGsに貢献することができます。
自動車整備業界全体が、企業の社会的責任を果たすだけでなく、環境や社会への配慮を念頭においた取り組みを積極的に推進し、貢献していくことが求められています。
「自分を信じること」
誰に笑われても、馬鹿にされても、裏切られても「自分だけはいつも最大の味方」です。
自分を信じて進むことです。
そして仕事と同じくらい全力で遊びましょう!
自分の世界が広がり、新たな可能性が生まれ、成長することもできます。
あなたの無限の可能性を信じて夢に向かって羽ばたいてください!
私もその1人です。