公立中学校国語教師を経て、タイ在住中にタイ文部省認定フラワーデザイナー・インストラクター、センセーションカラーセラピー認定セラピスト・インストラクター、アロマテラピーインストラクター資格を取得。
2007年、チェンマイ花博に作品を出展したことを機に教室開講を決意し、帰国後、スクールソフィアお花の教室を開講。日本橋三越本店・高島屋本店・東急本店・ホビーショーなどにおいてワークショップを開催。
所属団体において、国立新美術館・文藝春秋画廊などの作品展、書籍等に作品を出品。日野市を中心に公共機関での講演・講座・ワークショップを多数開催。
現在は従来の活動に加え、全国展開しているコミュニティの運営に携わっている。
荒れた中学校の先生時代、自分の癒しのために飾ったお花で、生徒たちが笑顔になった経験から、お花の力を知りました。結婚、転居により天職と思っていた教職を退職し、ワンオペ育児となりキャリアを手放したという思いがありましたが、3年間のタイ在住中に「花」の学びを深め、チェンマイ花博出展を機に花と自分自身の可能性を感じ、教室を開講しました。
フラワーデザインの教室としてスタートしましたが、受講生の言葉からフラワーデザインの限界と、「お花」と「心」のつながりを考え始めました。
過去の学びを融合し、モニターの声をデータ化して、オリジナルメソッドの【お花ココロ診断】を講座化、「ドックマーイ~お花~セラピー®」「癒しを育てる多肉セラピー®」として商標登録、生花だからこそ伝えられるセラピー効果を広めています。
・自分が楽しいと感じられることだけをする。
・苦手と思うこともとりあえずやってみる。
・やってみて「やっぱりできない」と思うことはサッサとやめる。それが必要なことであれば誰かに頼む。
・いつからでもどんな形でも変わることができる。
・どんなことも無駄なことはない。
・くじけそうになった時に、もう一度立ち上がろうと思えるツールの一つにお花があることを伝える。
・目の前の課題に取り組むことはもちろん、その先に起こるであろういい点、改善点を考えながら行動していく。
・わからないことは調べてから聞く。
・「これいいよ」と聞いたら大きなリスクが伴わないものであれば試してみる。
・アンテナを張っておく。
・花のトレンドは取り入れる。
・経験を積んでも、新人の気持ちを忘れない。
コロナ禍を機に綺麗なまま捨てられる「フラワーロス」が業界では問題となりましたが、「フードロス」のようには認知されていない印象です。コロナで家にいることを余儀なくされていた時には観葉植物が需要を伸ばしたものの、世話をしなければ枯れるという現実に、再び需要が減っていっています。
「食物」と違って必須のものではないため、仕方ない面もあるのかもしれませんが、一度失ってしまったものは取り戻せません。廃業する花農家やお花屋さんが増えている現状を知ってもらい、命あるものだからこそ得られる本来の価値を伝えていく活動をしています。
また、お花を通してあたたかい思い出の連鎖を起こしていくことを考えています。
エネルギー補給やストレス解消の方法は人それぞれにあると思いますが、時間がなくても自分一人ででも手軽にできる方法の一つとして「お花を飾る」ことがあります。一緒に住んでいる人がいればその人も一緒にお花のエネルギーを受け取ることができます。
1本でも大丈夫。枯れても大丈夫。咲いた花は枯れるのが当たり前なので、捨てる時に「ありがとう」という言葉とともに「執着」を手放してください。新たな一歩が踏み出せますよ。