REIKO.
reiko REIKO. キャストオブコミュニケイト 代表 https://cast-reiko.com/

Profile略歴

香蘭女子短期大学卒業。3年間の会社勤務を経て、地元鹿児島で8年間ブティックを経営。結婚し、夫の転勤によりブティックをメーカーに譲渡。
息子が小学2年生の時に社会復帰。老舗百貨店~外資系ラグジュアリー宝飾ブランドで約10年間勤務。心理カウンセラー・心理インストラクターのライセンスを取得。個人向けコミュニケーション講座主催。2022年5月、初の電子書籍本出版(Amazon売上7部門で1位獲得)。
2023年11月キャストオブコミュニケイトを開業。仕事基礎力向上インストラクターとして、離職率の高い経営者様へ向けてスタッフが働き続けたい職場作りをサポート。セミナーを開催するなど日々奔走中。

現在の仕事についた経緯

社会復帰後に勤務した外資系ジュエリーブランドで、お仕事自体は好きなのに職場の人間関係に悩み仕事を辞めていくスタッフや、人間関係のトラブルで疲弊している若手社員さんを多く見かけ、たくさんの悩み相談を受けました。
せっかく好きなブランドに就職できたのに、仕事以外のことで悩み、仕事自体が苦痛になって辞めていくなんて勿体ない。そう思いました。
復帰当初は、私自身も上司からのパワハラを経験し、その中で、どうすれば好きな仕事を続けていけるのかを考えさせられました。
立場の違う社員同士が人間関係を円滑にして、個々が好きな仕事に取り組むには、言葉選び、相手を理解し尊重し合える職場、安心して発言できる環境が大切だと痛感しました。

そんな、職場の人間関係に悩む方々に向けて、“自分の経験を活かして何かお手伝い出来ることがあるのでは?”という思いが強くなり、ライセンスを取得することにしました。
今現在も、個人で職場の人間関係に悩む方へ向けて、“職場でのコミュニケーションの取り方”や、通り一遍ではなく“個人の生活スタイルや個性を活かしたコミュニケーションスタイルを見つけ、スキルとして身につける方法”の講座を主宰しています。
昨年11月から更にパワーアップさせ、離職率が高く人材確保に悩む経営者様に向けて、働くスタッフの「仕事基礎力」を向上させ、社員が自発的に動き、働き続けたいと思う職場作りをサポートしています。

仕事へのこだわり

【個人の輝きを社会の輝きに。】これはキャストオブコミュニケイトのスローガンです。
社会人1年生の新人時代から今に至るまで、本当にたくさんの人に出会い、その中の多くの方々に支えられ今日があります。
職場・お子さんとの関りの中でできるコミュニティの中では、好きな人ばかり、気の合う人ばかりではありません。むしろ、違う価値観や思想の方が多いかもしれません。特に職場では、様々な年代の人々との関りは避けては通れません。
近年、多くの企業で様々な職場環境改善に向けての取り組みがなされ、大きく変化してきました。しかし、職場内ではZ世代とのコミュニケーションの取り方に対して、「何を言ってもセクハラだ、パワハラだと言われ、注意や指導がしづらい」と悩む世代が増えているようです。意思疎通がうまくいかず人間関係トラブルや指導不足に発展するケースも数多くみられます。
ちょっとした言葉の選び方で相手の受け止め方は変わります。発信する側の配慮や、受け止める側のマインドで関係性が良くも悪くも変化します。
職場の心理的安全性、職場の環境改善は取り組むべき大きな課題ですが、個人的な改善には個々の自覚が必要で、個人が改善の必要性を感じていなければいつまでも変わらないのです。そして職場全体に浸透するまでには時間もかかります。

そんな中、他人の言動に振り回されず、自分を活かして好きな仕事に注力し、いかにして結果を残してやりがいに繋げられるかを考えてみました。
お陰様で、個人向け「あなたスタイルのコミュニケーション力を身につける講座」では、職場の人間関係に悩むたくさんの受講者の方と接することができました。
職場において、何が必要とされるのかを私なりに考え、辿り着いたことは、「個人の仕事基礎力を上げる」ということでした。

私の考える仕事基礎力とは大きく3つ。
1.コミュニケーション力
2.セルフケア力
3.仕事内容の把握力

コミュニケーションがうまく取れればそれでいいのか…というと、それだけではありません。
人間関係に振り回されることのないセルフケア力を身につけることも大事です。
そして自分の目標を達成し、やりがいを感じられる成果を出すには、自分の仕事内容の把握力を磨き、自主的に取り組むことも必要なのです。
これらをバランスよく身につけることで、個を活かし、輝き始めると考えています。

「SDGs」についての取り組み・考えなど

実は、貴社の取材をお受けするまで詳しい内容を知らなかったのです。笑
自然環境問題への取り組みだと、ぼんやりと捉えていました。
「なんで私なんだろう?」と大学生の息子に話をすると、SDGsの17の目標について教えてくれました。
そして、その中の8つ目の目標「働きがいも経済成長も」というところに辿り着きました。私達は何かしらSDGsに関わっている、ということに気付かされる良い機会を頂きました。

私のお仕事には「働きがい」が大きく関わってきます。
特に「働きやすい職場環境を整え、本来励むべき仕事やスキル向上に注力できるようサポートする」ことは離職率を下げます。安心して自分の好きな仕事に集中して取り組める、それが職場の定着率に繋がり、将来的に企業の安定、経済成長へと繋がると考えています。

今の取り組みを更に拡大させ、1社でも多く“働き続けたい”と思われる職場作り、また1人でも多くの方がやりがいを感じ個を活かせるような職場作りに、関わっていきたいと思います。

若者へのメッセージ

失敗は一つの経験です。そこから学ぶことは未知数です。人との関わりや仕事に取り組む上で経験する失敗は全てに価値があります。
自分に必要なセミナーを受講し学ぶことは、確かにたくさんの知識を身につけることができ、何かの助けになると思います。でも、インプットだけではスキルとして身に付くことはありません。失敗を恐れず、常に行動しトレーニングを続け、積み重ねることで身に付くのが本当のスキルです。
是非、インプットしたら必ずアウトプットすることを忘れずに、スキルアップして頂きたいと思っています。全力で応援しています!