山形県出身。以前は山形市で小学校・中学校の給食センターに勤めていたが、将来性に不安を覚え公認会計士を目指すことに。働きながら猛勉強して一度で試験に合格する。
東京の監査法人での勤務を経て、大山駅から徒歩6分の場所に「奥村公認会計士税理士事務所」を開業した。
私は以前、地元の山形県山形市で調理師として給食センターに勤めておりました。
最終的に10年ほど働くことになりましたが、働くうちに他の職種と比べて待遇があまり良くないということに気付き、本当にこのままここで働き続けて良いのか?と悩みました。
そして意を決し、新たに資格を取得することを考え、あえて難易度が高い公認会計士に挑戦することにしました。たまたま商業高校に通っていたこともあり、簿記についてはある程度知っていたことと、当時の勉強が楽しかったことが理由になります。
働きながら必死で勉強した結果、奇跡的に一発で合格することができました。その後は監査法人に勤務し、経験を重ねながら公認会計士・税理士登録を行い、開業に至りました。
「コンサル型税理士」として経営者様のお役に立てればと考えています。
一般的に税理士は、会社の取引をもとに試算表や申告書を作成するだけの存在になりますが、私はそれに加えて経営に関するお悩みに経営者様と一緒に向き合い、解決していくことを強みとしております。
経営に関する悩みがあるが誰に相談していいのかわからない、相談する相手がいない、気軽に相談したいなどというニーズにお応えして、会計や税務相談はもちろんのこと、経営に関する相談も承っております。
言葉を選ばずに言いますと、試算表の作成や税務申告のみを税理士に依頼した場合、誰にお願いしてもそこまで差がないかと思います。そのため、税理士としての付加価値をつけ、差別化を図るために経営コンサルについても学んできました。
経営者様と共に悩みを解決し、会社として売上アップや事業拡大などを行っていただけた時は、非常に嬉しく思います。
また、税理士や会計士は数字を扱う職業になりますので、とても堅いイメージを持たれている方が多いかもしれません。しかし、私はというと、「話しやすい」「相談しやすい」「話していると安心する」などと言われますので、お気軽にご相談いただければと思います。
正直なところを申し上げますと、SDGsについてこれまで深く考えたことがありませんでした。せっかくの機会ですので、内容を一つ一つ改めて見てみますと、「目標8.働きがいも経済成長も」が最も関連していると感じました。
日本の会社のほとんどを占めるのは大企業ではなく中小企業になりますが、私はその中小企業を経営の面からもサポートしておりますので、会社が成長することにより新たな雇用促進につながると思います。
また、経営をサポートできる税理士が増えることにより、中業企業全体の底上げになりますので、より一層SDGsへの貢献度が増すと考えております。
メッセージになっているかどうかわかりませんが、若い頃は若い時にしか出来ないことがあると思いますので、「今」やりたいことをやっていれば何も問題ないと思います。
明確な目標があるのであればそれに向かって進んでいただければ良いですが、明確な目標がなければ、とりあえず大学に行く、とりあえず就職するなど、何でも良いのです。
正直なところ、私は調理師としての10年間がなければ公認会計士・税理士になっていなかったと思いますし、人生何が起こるかわかりません。
そんな中でやってはいけないことが一つだけあります。それは「後悔」です。
「あの時こうすればよかった」など、終わったことに対して悔やんでも何も生まれません。私の人生も振り返れば後悔ばかりでしたが、ある時考え方を変え「後悔」ではなく「反省」することにしました。省みることで今後の行動の改善に繋がりますし、自分の成長にもなると思います。