岡野茂春
okano shigeharu 岡野茂春 株式会社ガイアスジャパン 代表取締役 https://gaias.co.jp/econori/

Profile略歴

東京工科大学工学部機械制御工学科卒業。1992年、株式会社メイテック入社。父の会社の倒産により借金を抱え長野に帰省。昼間に的屋業を行いながら、夜はラーメン屋と塾講師のアルバイトを掛け持ちして借金を返済。その後、上田市内の製造業とWeb企画会社で働く。2006年7月、株式会社ガイアスジャパンを設立。

現在の仕事についた経緯

父の会社の倒産により借金を抱え長野に帰省し、昼間に的屋業を行いながら、夜はラーメン屋と塾講師のアルバイトを掛け持ちして借金を返済しました。人生を模索していた時にある方と出会い、3年間過酷なまでの“虎の穴”教育で商売の基本や考え方を徹底的に教えていただきました。その教えが、今の事業の原点になっています。
個人事業から始まり、株式会社ガイアスジャパンを設立。カーライフの負担を軽減できる乗り方「定額エコノリくん」を2012年8月より販売開始しました。現在、全国に展開中です。

仕事へのこだわり

「カーライフの負担を軽減する」というのが、揺るがない私の理念であります。
お客様にとって何がお得なのかを考え、業界の既成概念に囚われず、意思決定をしていくことを重要視しております。
「定額エコノリくん」をスタートして4年後、まさに業界が動きました。
車の定額サービスが世の中に数多く登場し始めたのです。
今現在、更に負担の軽減ができる「エコノリプレミアム」という商品をリリースしました。
我々は、この「カーライフの負担を軽減する」という理念を追求し続け、時代に合わせて変化の歩みを止めずに、邁進してまいります。

「SDGs」についての取り組み・考えなど

当社が提供している「エコノリくん」というサービス名の由来ですが、エコノミーと、エコロジーの「エコ(eco)」から来ており、地球にもお財布にも優しいという意味のサービスとなっています。
車は、排気ガスを排出する乗り物ですから、走っているだけで環境汚染に繋がってしまいますよね。2000年初期、ロハス(lifestyles of health and sustainability)という言葉が日本でも流行しましたが、その考えに基づき、当時から排気量2500cc以上の車は扱わないよう取り組んでおりました。現在では全店舗、軽自動車だけに特化をしております。
引き続き、地球環境に良い車を選定し、お客様にとってカーライフの負担を軽減できるよう努めていきます。

若者へのメッセージ

20代の頃、私は人生を模索していました。何をしたらいいかわからないし思い通りにいかない自分、毎日が不甲斐なく感じていました。就職、借金、結婚、子育てとだんだんと身動きが取れなくなり束縛が多くなっていきました。そんな中でも世の中の為に何かしたいという思いだけは消えていませんでした。
そこを追い続けていると突然、羽目の出来事に出くわします。その羽目を一生懸命こなすとまた別の羽目が出てきます。そしてまた、その羽目を一生懸命こなすとまた別の羽目が出てきます。羽目の連続ですが、羽目が変わるごとにステージが変わってきていることに気づきます。
それを繰り返していくと目の前にだんだんと光が見えてきます。その光が、自分の天命と気づいたとき一気に人生が開けてきます。環境が変わってきます。とにかく目の前のことを一生懸命やることでステージが変わり人生が天命へと運ばれていきます。