追手門学院大学経営学部経営学科を卒業。学生時代は野球とアメリカンフットボールに打ち込む。卒業後は地元の工務店などで働き、建築の知識と技術を積み重ね、1級建築施工管理士、二級建築士、宅地建物取引士の資格を取得。2023年4月に村山製材所を法人化し、取締役に就任。2024年1月に不動産事業を始め、リノベーション不動産 東近江あいとう店を開業。また、2024年3月には空き家管理事業を開始。
祖父が始めた村山製材所。小さい頃から祖父や父が従業員と製材作業をしているのを見て育ち、自然と「自分もここで働くんだろうな」と感じていました。
一度は家業に身を置き、仕事を始めましたが、プレカットという家造りの変化から製材の仕事が激減したこともあり、家を出てサラリーマンとして働き始めました。
その中で、注文住宅を手掛ける工務店で現場監督を経験し、建築の難しさの中にある楽しさ、やりがい、人との繋がりなどを学びました。
父の高齢化もあり、廃業を考えた村山製材所ですが、「このまま終わらせては」と思い、戻ることを決意しました。個人事業から法人に転換し、新規事業として不動産、リフォーム・リノベーション、空き家管理業を立ち上げ、新たな分野へも挑戦中です。
私は前職から建築業界に携わってきました。特に注文住宅の現場監督をしていた期間が長いです。家はお客様の生活の「住」を支える重要な部分です。お客様にご満足いただけるデザインや性能、品質を提供する必要があり、責任のある仕事だと感じています。そんな建築の仕事で大切にしていることは、品質とスケジュールの管理です。
品質面では、建築基準や安全基準を厳守し、最高水準の仕上がりを実現するために日々努力しています。細部までこだわり抜いた施工と厳しい品質管理を行い、お客様に安心と満足を提供することを使命と考えています。同時に、スケジュール管理にも徹底的に取り組んでおり、工程の遅延やトラブルを最小限に抑え、納期通りに工事を完了させることを目指しています。そしてお客様の信頼を得るために、約束を守り、丁寧かつ迅速な対応を心がけています。
さらに、コミュニケーションとチームワークも大切にしています。現場では様々な人が関わるため、円滑なコミュニケーションと協力体制が不可欠です。「後工程はお客様」という言葉がありますが、自分の作業以外での気配りやおもいやりの大切さを協力業者のみんなに伝えています。全員で取り組むことで協力業者間での信頼関係が構築され、共に目標に向かって努力することで、より良い建築物を完成させることができます。
このようなこだわりを持ちながら、常にプロフェッショナルな仕事を心がけ、お客様の期待を超える建物を提供することを目指しています。
当社は、「製材業」「リフォーム・リノベーション業」「不動産業」「空き家管理業」の4つの事業を軸に活動しております。
その中で「SDGs」への取り組みも日々考えて活動しております。
①森林資源の持続可能な管理と再生を推進し、木材資源の持続的な利用を実現しています。森林の保全に取り組むことで、生態系のバランスを守り、地域の環境保護に貢献しています。
②地域社会への貢献と雇用創出を重視し、地域経済の活性化に寄与しています。地域の木材資源を活用し、地域住民の雇用機会を提供しています。
③地域の空き家問題に積極的に取り組み、空き家をリノベーションして再利用することで、地域の活性化と住宅供給の改善を図っています。地域住民との協力を通じて、地域の魅力を高める取り組みを行っています。
④リノベーションされた住宅において、省エネルギー化を推進しています。エネルギー効率の高い住宅を提供することで、地球環境への貢献を目指しています。
⑤空き家を管理することで、地域コミュニティの形成や地域住民の安心・安全な居住環境の維持に貢献しています。地域の課題解決に向けた取り組みを行い、地域社会の発展を支援しています。
⑥空き家のリノベーションや再利用を促進し、リサイクルと廃棄物削減に取り組んでいます。資源の有効活用を図り、環境負荷の軽減を目指しています。
これらの取り組みを通じて、株式会社村山製材所は持続可能な社会の実現に向けた貢献を行っています。
人との繋がりは、人生において非常に重要です。良好な関係を築くことで、支え合い、励まし合い、共に成長することができます。
新しい出会いや経験を通じて、自分の世界が広がり、新たな可能性が生まれます。また、他者とのコミュニケーションを通じて、自分自身を理解し、成長することもできます。
大切なのは、相手を尊重し、真摯なコミュニケーションを心がけることです。人とのつながりを大切にし、お互いに支え合いながら、豊かな人生を築いていきましょう。