清風高校、大阪経済大学へ進学。その後、衛生管理業務、営業代行業務、顧客管理・営業管理システム販売業務等に個人事業主として従事。2024年、行政書士登録。行政書士いしなぎ事務所を開設。ドローン業務を専門として現在に至る。
現在私は44歳、今年で45歳になります。
気がつけば中年です。
人生の折り返しは過ぎたかな?といえる年頃です。
今までの人生を振り返ってみると、自由に、気ままに、好きなように生きてきてしまったなと思っております。
20代の頃はナイトビジネスを行い、その後は電話営業会社、衛生管理業の個人事業主、顧客管理システム販売代理店、などなど。
その時々の人脈を頼りに興味があれば飛び込んでやってみる、ということを繰り返して生きてきた人生でした。ただ年々、歳を重ねるごとに生きづらさを感じておりました。
そんな中、「人間、志を立てるのに遅すぎるということはない」という言葉に出会ってしまい、バカ正直にも「士業を目指す」という目標を抱くことになりました。
幅広く事業を展開でき、資格試験としては他の士業より比較的易しいと思い、行政書士の道を選びました。
私は2024年4月に開業した新人行政書士になります。
そのため、こだわりと呼べるものは特別まだ持ち合わせておりませんが、今後どのような行政書士になりたいのか、そしてどのような人物になりたいのかをお伝えしたいと思います。
「行政書士倫理綱領」にはこう記されております。
行政書士は、国民と行政とのきずなとして、国民の生活向上と社会の繁栄進歩に貢献することを使命とする。
一、行政書士は、使命に徹し、名誉を守り、国民の信頼に応える。
二、行政書士は、国民の権利を擁護するとともに義務の履行に寄与する。
三、行政書士は、法令会則を守り、業務に精通し、公正誠実に職務を行う。
四、行政書士は、人格を磨き、良識と教養の陶冶を心がける。
五、行政書士は、相互の融和をはかり、信義に反してはならない。
これらを実現し、そして遂行できる人物になるということ。
そのために私が考えるこだわりは、
・迅速に対応すること
・常にお客様の立場に立って考えること
・常に最新の情報に触れること
になります。
私の母校、清風中学、高校で毎朝校長が朝礼で言う言葉があります。
「安心と、尊敬と、信頼される人物になる」
大切なのは、「なりなさい」ではなく「なる」という所です。
とても強い言葉で、全力で伝えてくれていたように思います。
今でも言葉が聞こえてくるようです。
40代半ばになり、この言葉の重みを感じるようになりました。恐ろしい暗示ですね。
まだまだ未熟者、そして勉強不足です。
一生勉強することを覚悟し、国民と行政のきずなとしてお役に立てる人物になることを目標に、これからも精進していきたいと思っています。
現在私が取り組んている活動の代表的なものとして、「建設業界とドローン業界の方々を繋げる橋渡しになる」ということがあります。
建設業者とドローン業者との関わりとして代表的なものとしては、
1)測量
2)施工管理
3)点検や調査
4)運搬
が上げられます。
建設業にけるドローン活用のメリットとしては、
1)安全性の向上・事故防止
2)効率性の向上・作業時間の短縮・人手不足の解消
3)コスト削減
が上げられます。
現在ドローン技術の発展に伴って、少しずつドローンの使用が増えてきてはいるものの、新しい技術なので使用方法やメリット、デメリットが浸透しておらず、実現に至っていない業者様も数多くおられます。
そのような建設業界と、ドローン業界を繋げるべく、私はドローン業者だけが集まるコミュニティー(ソラハブ)に参加し、建設業者様にとっての悩み事や相談が解決出来るように案内役として活動しております。
ソラハブは多数のドローン業者の集まるコミュニティーで、空撮・測量・点検あらゆる分野においてドローン業界の先駆者が集っております。
最新技術が、建設業をきっかけに今後ますます全国的に広まることを願っております。
「SDGs」で見てみると、
目標8|働きがいも経済成長も
目標9|産業と技術革新の基盤をつくろう
目標11|住み続けられるまちづくりを
目標17|パートナーシップで目標を達成しよう
このあたりの目標に合致してくると思います。
これから行政書士を目指したい方、現在目指している方に向けてのメッセージです。
行政書士の業務は多岐にわたります。
申請書類1万点以上という言葉も聞いたことがあるかもしれません。
行政書士は、行政と国民の間をつなぐ存在なので、国が存在する限り不滅の職業だと思います。他の士業と比べると、取扱分野の種類の多さも特徴の一つです。
私の、建設業+ドローンのように、一つの事業だけでなく、色々な業務を重ね合わせて専門とする先生も多いです。
つまり、「行政書士になってから、色々なことができる、そして選べる」と言えます。
行政書士を一括りにして良し悪しを言うことがナンセンスだということが分かるかと思います。毎年10%程度の合格率ですが、その先に広がる可能性はたくさんあります。
来年、行政書士として一緒に関わることができたらとても嬉しいです。