高校卒業後、大学進学にトライするも思い通りにいかず断念。アルバイト生活で資金を貯めた後、イギリスに遊学。South Devon College(イギリス)でSports Managementを学び卒業。帰国後、イベント企画・制作会社に入社。1993年に家業である株式会社ぷりまに入社。5年前に代表取締役に就任、現在に至る。
20代から家業を継ぐタイミングを模索していました。40歳の節目で、今まで好き勝手やらせてもらったし、「人生が半分終わったからこれからは少しでも社会に恩返したい」と思い、家業を継ぐ決心をしました。
人として、社会人として、人様に後ろ指を指されるような言動はしてはならないと思いながら、今も昔も仕事に向き合っています。
多くの人が組織や仕事に対して不平不満を漏らします。しかし、皆言うだけで行動が伴いません。
私は様々な場所で意見を求められることがありますが、言葉には目に見えない力や重みがあると思います。したがって、発言する前に出来る自信があるかどうか考え、「もしかしたら難しいんじゃないか」と自分自身に問いかけます。
そして、発言した場合には常に有言実行を心がけるようにしています。
会社としてはソーラーパネル、蓄電池、電気自動車、業務用省エネエアコン等の導入、年齢や性別に左右されない平等な労働環境の構築、介護のプロとしてのプライドを持った社会貢献活動など当たり前の取り組みを徐々に実行しています。
大切なのは個人の意識を高めることですから、研修会を行い、細かいところから説明し理解を求めます。例えば、コンプライアンス研修ではとかくハラスメントが話題になりがちですが、もっと基本的なモラルに関して伝えています。
挨拶、ゴミ拾い、車のアイドリングストップ、エコ運転を行う、地域活動に参加する、言葉遣いや責任ある行動を取るなど、まず社会人としての自覚を持ち続ける努力をするよう社員に促しています。
様々な生き方があって、それを否定するつもりはありませんが、まずは一つのことを一生懸命頑張ってみましょう。「継続は力なり」です。
貴方にとって将来力になる経験や、人脈や自信などの様々なお金では買えないものを得ることができますよ。