大学卒業後、新卒で大手食品メーカーに入社。4年目にして本当にやりたいことを見つけ、FPとして金融教育機関へ転職。
その後更なる金融教育の普及を考え、2023年に独立。
現在は、個人向けのお金のレッスン「金トレ」と法人向けの企業型DC投資教育「Manap」を運営している。
新卒で食品メーカーに入社しましたが、「特にこれがやりたい!」という思いもなく、適当に仕事をしていました。
自分が本当にやりたいことは何か?それを考えた時に出会ったのがFPという仕事です。
私も周囲の友人もお金についてのリテラシーが低かったので、「自分がお金に詳しくなって教えよう!」と思ったことがきっかけでした。
その後は金融教育機関へ転職し、もっと自分の可能性を広げたいという思いから、現在は独立して金融教育のサービスを展開しています。
一言で言うと「中立性と実践ベースの徹底」です。
まず中立性について。
そもそも日本人は税金や投資について学ぶ機会が極端に少なすぎます。
お金の情報をキャッチするにしても、例えば銀行や保険会社、不動産会社という誰でも簡単に接触できるような場所では、最終的に必ず金融商品を売られます。
もちろん商売なのでこれは全く悪いことではないですが、ただ本当にその人(相談した人)にとっての最適解が、保険や不動産を購入することだったのでしょうか?
NISAやiDeCoが良かったのでは?保険は最低限でいいのでは?と疑問が残ります。
基本的に金融商品は、売られるものではなく、自ら選んで購入しないといけません。
なので私は、サービスの中で金融商品の販売は一切行いません。
これにより商品売買による利害関係がなくなるので、相談者様にとって最適解を提示することができます。
金融教育では、この中立の視野を大事にする必要があります。
次に実践ベースについて。
現代社会では、知識だけなら本やYouTubeで得ることができます。
多くの方がお金のあれこれで挫折するのは、「実践」のハードルが高いから。
例えば投資において、証券口座の開設・銘柄選定・実際の売買、これらを金融初心者さんが滞りなくできるでしょうか?
めんどくさい・忙しい・お金の知識がなくて不安、などの理由が行動を妨げます。
だからこそ私は、座学から実践までトータルでサポートすることを徹底しています。
そうすることで相談者様も、正確かつ確実に経済的ゆとりに近づくことができるわけです。
この2つの軸は、相談者様の資産形成を第一に考えた結果、辿り着いた信念です。
今後もブラすつもりはありません。
SDGsは社会全体で取り組むべき指標なので、他人事ではなく自分事として捉える必要があります。
とは言え、私も含め、個人事業主や中小企業が事業単位でSDGsを意識した取り組みができているかというと、まだまだこれからだと思います。
現実的なのは、国連が定めた17の目標のうち、自分の得意領域に関する活動をまずは実施してみること。
私であれば、教育の分野には親和性を感じます。
日本は金融教育の視点で見ると他の先進国と比べて遅れをとっているので、この格差是正には更に注力していきたいと思っています。
(このテコ入れをSDGsの取り組みと言えるのであれば良いのですが…)
現在は個人と法人への金融教育を手掛けていますが、エンドユーザーへの接点をできるだけ増やし、最終的には金融教育を義務教育レベルまで落とし込むことができたら最高です。
私の事業はまだまだ小規模なので、自らの取り組みが社会に与える影響は本当に小さなものです。しかし、SDGsへの当事者意識を持った事業主は一人でも多い方が良いに決まっています。チリツモの精神で、取り組んでいきます。
特に20代の方は、積極的に副業、起業をしてみると良いと思います!
もし今の仕事にやりがいを感じていない・給料に満足していない・もっと他にやりたいことがある等の原動力があれば、積極的にチャレンジしてみましょう。
やはり年齢を重ねるごとにリスクを背負いづらくなり、行動範囲が狭まっていきます。家庭を持ったり、社内で一定の役職がついたりすると、大胆な行動ができなくなるという印象です。
(もちろん会社員として収入を得ることは大変素晴らしいので、しっかりやりがいを持ってお仕事をされている方は現状維持も良いと思います!)
とにかく早めの行動をおすすめします。スピード重視で試行回数を重ねて、失敗しながら軌道修正していくやり方がおすすめです!
表立って推奨するのも気が引けるのですが、会社で副業を禁止されていても、納税方法さえ注意すれば、副業をしていることがバレることはありません。
最初はあまりお金をかけず小さいビジネスモデルで試して、市場の反応を見てみるところから始めてみましょう。陰ながら応援しています!