青木充彦
aoki mitsuhiko 青木充彦 ブルーモーニングフィナンシャル株式会社 代表取締役 http://www.bm-f.co.jp/

Profile略歴

慶應義塾大学商学部卒業。シティバンク銀行入社。その後、三菱UFJメリルリンチPB証券株式会社に入社。クレディ・スイス銀行東京支店/クレディ・スイス証券株式会社の名古屋営業所設立に参画。その後、独立。

現在の仕事についた経緯

キャリアの大半を過ごした金融組織に限界を感じたのがきっかけです。
日米欧のプライベートバンク(以下PB)に所属した経験から、既存のPBビジネスは縦型組織の色が強く、顧客に一番近い現場の声がトップへ届きにくい、故に機動性が乏しい、結果顧客を大切にできていないと感じておりました。
本来、現場で顧客と信頼関係を構築している担当者がPBビジネスの根幹であり、組織はその根幹を理解した上で担当者を大切にすることが、ひいては顧客を大切にすることにつながります。
そしてそれが組織の繁栄にもつながるという私の信念に基づき、弊社は中間管理職を置かず、現場は並列で、組織のトップが後ろから支えるという構図の「並列組織」を築いております。

仕事へのこだわり

私の経験談になりますが、どんな仕事、組織でもリーダーがいると思います。そのリーダーから学ぶ機会を自ら行動して掴み、カバン持ちでも良いので、考え方・生き方を学び、行動パターンを真似するのが成功する近道だと思います。
なぜなら、そのリーダーはその環境下でベストパフォーマンスを発揮する術を知っているからです。その後に、自分のオリジナルを加えていくことにより、仕事に対する自分流儀が確立していけるものだと思います。
この一連を経験していくことにより、仕事に対する自信や信念が生まれ、他人の言動、行動に惑わされることなく、その信念を貫く姿勢が身についていくと思っています。

「SDGs」についての取り組み・考えなど

弊社のミッションに、「顧客資産の課題解決に貢献する」ということを掲げています。それは、金融商品以外の資産も含めて貢献していくことだと認識しており、相続、事業承継など様々な課題に対して最適解をご提供しております。

その中で、創業以降、太陽光発電由来のグリーン電気に着目し、自己投資を重ねてデータを蓄積しています。現在では、円建て投資対象として顧客資産ポートフォリオに太陽光発電所施設という現物資産を組み込むご提案をさせて頂いております。
売電できるグリーン電気は資本であり、発電所は金融資産の側面として評価される時代に向かっていると考えているからです。また、グリーン電気の発電状況は、天候により左右されますが、金融市場とは無相関資産であることも投資対象として評価できる点になります。

既に太陽光発電由来のグリーン電気は、脱炭素社会に向けて確度の高い発電方法であると実証され、日本全国で導入が進んでいる状況はご存知の通りです。今後は、加速度的に非FIT主流の民間同士のビジネス領域により傾倒していきますので、我々は金融的な側面からこの領域にチャレンジしていきたいと考えております。
また現在、金融機関に在籍している方々に、弊社の様な企業が存在し、脱炭素社会へ向けて金融的側面から貢献していることを知って頂き、是非一緒にチャレンジしたい方には門戸を開いております。

若者へのメッセージ

まずは、壮大な夢を持って欲しいです。その夢に向かっていくための理想を掲げ、それを実現するための計画をたて、日々の努力を実行し続けて欲しいです。その過程で何度失敗したとしても諦めずに努力を継続し続ければ、その夢は必ず達成できると信じてください。
若さは一つの価値であり強みです。その若さを武器に夢に向かって挑戦することは、その後の自身の人生を必ず豊かにしてくれるはずです。